『もう俺が手伝わなでけへんねんから、ボチボチ耕地面積減らしたらどやねんっ!』と、そんなワシの気持ちを知ってか知らずか・・・
身の程知らずなじーちゃんとばーちゃんの、柿取りを手伝って早や10日。
今日も今日とて朝一番から柿畑を目指し、三本脚の脚立の上で柿を取る。
こんなん↓
ただね・・・極端に高い場所に生ってる実にはチョイと低い(´-∀-`;)
もっとデカイのも売ってるんですが、じーちゃんとこにあるのは5段のコレ。
なのに本日、高い所の実が多~~い!(´-∀-`;)
『あんなとこに実が付かんように剪定しとけよっ!』と、そんなワシの気持ちを知ってか知らずか・・・
じ「あそこの実ぃ~を取るのは、ジャイアント馬場でも雇わな無理やな」
ワシ『他の背ぇ~高いヤツやったらアカンのんかーいっ!馬場限定かーいっ!』
ば「そんな人に来てもろたら高ぉ~ついてしゃ~ないわ」
ワシ『安かったら呼ぶんかーいっ!日当なんぼ出す気ぃ~やねーんっ!更に!』
ワシ「ジャイアント馬場みたいなん、とっくに死んだで」
じ「そーかー、そら来てもらわれへんな」
ワシ『生きとったら呼ぶんかーいっ!』
ば「〇〇さん(←たぶん親戚)やったら背ぇ~高いから届くんとちゃう?」
ワシ『たった数個の柿取りに親戚来さすんかーいっ!』
じ「いや~!〇〇でも無理やわ。ジャイアント馬場しか」
ワシ『どんだけジャイアント馬場押しやねーんっ!』
じ「けどなぁ~・・・あんなモン雇たら昼メシも食わさんならんし、きっとぎょーさん食いよるで~・・・だいぶ前から段取りしとかな間に合わんな」
ワシ『いやだから!けーへんし食えへんわっ!死んでるしっ!』
ワシ「俺の手ぇ~が届く限界で枝折って取るわ」
じ「そないしてくれたらジャイアント馬場雇わんで済むな」
ワシ『どんだけジャイアント馬場押しやねーんっ!』
ば「ほんであれ?アントニオ猪木ってまだプロレスしてはんの?」
ワシ『知らんがなーーーっ!』
アカーーン!笑い死ぬーーーっ!_(*_ _)ノ彡☆ギャハハハ!!バンバン!!
そんな本日、全ての柿を取り終えますて!
じーちゃんとばーちゃんの、なんの脈略の無いそんな会話が聞けるのも今日まで。
また来年も手伝いに来るさかい、二人とも元気でおるんやで♡
つーか、自分らでやれるぐらいに耕地面積減らせよっ!